新庄市(しんじょうし)は、山形県の北東部、最上地域のほぼ中央部に位置しており、3万6千人の人口を有しています。
奥羽山脈と出羽山地の山々に囲まれた盆地にある城下町として栄えてきた歴史があります。
国道13号と国道47号、JR奥羽本線と陸羽東西線の道路・鉄道がそれぞれ交差しており、古くからの交通の要衝として発達してきました。また、平成11年には山形新幹線が延伸し、ターミナル駅としての役割を果たしているほか、近年の高速道路の整備により、総合的な高速交通体系が確立されつつあります。
夏冬の寒暖差が激しい豪雪地帯において、盆地特有の日照時間の短さは日本一であり、昔はたびたび飢饉に見舞われ、豊作を祈願する国重要無形民俗文化財である「新庄まつり」が受け継がれています。その新庄まつりは全国33の「山・鉾・屋台行事」としてユネスコの無形文化遺産として登録され、今後の盛り上がりが大いに期待されています。