【大会レポート】2024東北アスリートディスタンスチャレンジカップ 第3戦長井大会

 2024年9月28日(土) 山形県長井市・光洋精機アスリートフィールド長井にて『2024東北アスリートディスタンスチャレンジカップ 第3戦長井大会』が行われました。
 この大会は、東北の中長距離会の活性化を図ろうと、山形県を中心とした東北の市民ランナーチーム「K-project」が主となり、西置賜地区陸上競技協会、鶴岡市陸上競技協会、上山市陸上競技協会などの協力のもと、昨年から新設された大会です。
 今年はシリーズ3連戦とし、第1戦上山大会(蔵王坊平クロスカントリー大会)、第2戦鶴岡大会、ファイナル第3戦長井大会が行われました。

 長井市で行われた今大会は、県内外の小学生から一般ランナーまで約175人が参加した公認レース。各種レースではペースメーカーをつけるなど、自己記録の更新にチャレンジしました。
 
 大会ゲストとして、山形県出身の陸上系YouTuber「TKDプロジェクト」のTKDしゅうへいさんを招き、MCのYBC山形放送の松田春香リポーターと共に、レース実況や表彰時のインタビューなど行い大会を盛り上げました。
 また、最終組には、今年の箱根駅伝に出場した「大東文化大学陸上競技部男子長距離チーム」が5000mに出場し、13分台が多数出る好記録の走りで会場を沸かせました。

今大会を主催した「K-project」代表の金塚洋輔氏に大会についてお話を伺いました。

 今年は上山大会、鶴岡大会、長井大会の3つの転戦型「2024東北アスリートディスタンスチャレンジカップ シリーズ3連戦」を開催しました。
 この大会を開催するにあたり大切にしていることは、会場の一体間をどう造りあげるか。『する、みる、ささえる』が一つになることで大会の盛り上がりはグッと変わってきます。
 大会が盛り上がれば選手のモチベーションも上がり、自己記録に繋がります。
 今大会では、『する、みる、ささえる』がとても上手くいった実感を持っています。
 参加していただいた方からは「自己記録が出た」、「いつもと違う雰囲気で走れて楽しかった」、「地区陸協としっかり連携できていて良かった」等、嬉しいお言葉を頂いています。
 長井大会の最終組5000mには、大東文化大学も出場し、レベルの高い素晴らしい走りを山形の子供たちの前で披露してくれました。
 今後は、更に地区陸協と連携を深めてより良い大会を来年以降も開催していきたいと思います。

 将来的には、山形県以外の東北地区でも開催したいと考えています。
 既に、他県の方からも要望を頂いているので是非、実現したいと思っています。
 K-projectは、東北地区の長距離界の活性化を一つの目的としているので、山形県だけではなく、他の地区でも開催し、長距離の活性化に努めていきます。


K-project

2021年2月発足。東北在住者、出身者の志高い市​民ランナーを集めたクラブチーム。市民ランナー​として走ることを極めるチームであり、個々がK-​projectとしての自覚とプライドを持ち、東北地​区、または全国の市民ランナーの憧れ、目標とな​り「日本一強いクラブチーム」を目指す。「がん​ばろう東北」を合言葉に東北から市民ランナー長​距離界を盛り上げる。より多くの方に活動・活躍​を知ってもらう為にも、個人レースの他、東日本​実業団駅伝などにも挑戦する。また、地区陸協や​中学・高校と連携を図りジュニア選手の発掘・育​成にも力を入れる。

※11/3(日)に行われる「第65回東日本実業団対抗駅伝競走大会」に出場します📣📣